ルメールの1番人気馬の成績は本当に信用できるの?条件別に調査!

クリストフ・ルメール

JRA(日本中央競馬会)のクリストフ・ルメール騎手といえば、言わずと知れたトップジョッキーです。

今年のG1でも、アーモンドアイやフィエールマンなどの馬で、印象に残る騎乗を見せています。

ルメール騎手は私の印象では、単勝1倍台のダントツ人気の馬に騎乗することも多いのに、かなりの頻度で一番人気を飛ばしてしまうイメージがあるように感じますが、実際のところどうなんでしょう?

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ルメールの1番人気での成績は実際どうなの?

ルメール騎手は1979年生まれですから、現在41歳。
ですが、年間の騎乗成績は2017年から3年連続で1位!
2020年も、ここまでは川田将雅騎手と激しくリーディング争いをしていますので、アラフォーとはいえ、年齢の壁はまだまだ先のようです。

さて、ルメール騎手の1番人気の成績は、JRAの騎手試験に合格した2015年からの通算で(下表)…

1着  2着  3着  4着  5着  着外
624 314 219 138 99 306

勝率・連対率・複勝率は(下表)…

勝率 36.7%
連対率 55.2%
複勝率 68.1%

となります(2020年7月13日現在)。

新しめの成績を出してみると、昨年と今年のこれまで(2020年7月13日現在)の成績は(下表)…

勝率 34.6%(単勝回収値 68円)
連対率 53.6%
複勝率 66.1%(複勝回収値 81円)

となっています。昨年からの成績が2015年からのものより、全ての率が2%ほど落ちているのがわかりますね。

昨年リーディング2位の川田騎手の、同じく昨年と今年のこれまでの成績を見てみますと(下表)…

勝率 41.3%(単勝回収値 88円)
連対率 60.3%
複勝率 69.7%(複勝回収値 86円)

となっていて、1番人気馬に騎乗した時の信頼度は川田騎手のほうが高い、ということが分かります。
特に勝率・連対率は6~7%の違いがあります。
これは、「その通りだね」と感じる人、「それは意外だ!」と感じる人に別れそう^^

回収値も気になりますね。
単勝回収値がルメール騎手よりも20円も川田騎手のほうが上です。
つまり、川田騎手が乗る1番人気の単勝を買い続けたほうが、ルメール騎手よりもお得ということですね。

これは、武豊騎手の2019~現在までの数字(下表)…

勝率 36.3%(単勝回収値 81円)
連対率 54.9%
複勝率 67.3%(複勝回収値 85円)

に比べてもルメール騎手の数字は落ちますので、単純に「ルメールの1番人気だから安心」という考えで馬券を買うことは、少し考え直した方が良いように思います(特に頭として買うことは…)。

 

ルメールの1番人気、得意な条件・苦手な条件は?

それでは、どういう条件でのルメール騎手の1番人気が“買い”なのでしょうか?

まず、芝とダートで比べると…

【芝】

勝率 33.3%(単勝回収値 64円)
連対率 52.3%
複勝率 65.4%(複勝回収値 78円)

 

【ダート】

勝率 36.6%(単勝回収値 74円)
連対率 55.6%
複勝率 67.3%(複勝回収値 85円)

となっていて、ダートのほうが全てにおいて芝よりも数字が高くなっています。
芝G1レースでの鮮やかな活躍ぶりの印象が強いせいか、この違いは意外に感じます。

 

次は、各競馬場別の違いです。(データは2015年以降)

  札幌 函館 福島 ※騎乗数16回
勝率 37.4%
(単勝回収値 73円)
27.6%
(単勝回収値 57円)
62.5%
(単勝回収値 148円)
連対率 57.6% 53.1% 75.0%
複勝率 70.2%
(複勝回収値 85円)
71.4%
(複勝回収値 85円)
87.5%
(複勝回収値 110円)

 

  新潟 ※騎乗数72回 東京 中山
勝率 33.3%
(単勝回収値 64円)
39.6%
(単勝回収値 81円)
38.8%
(単勝回収値 79円)
連対率 52.8% 56.6% 56.3%
複勝率 75.0%
(複勝回収値 94円)
68.7%
(複勝回収値 85円)
69.6%
(複勝回収値 86円)

 

  中京 京都 阪神
勝率 27.5%
(単勝回収値 58円)
36.2%
(単勝回収値 75円)
35.2%
(単勝回収値 75円)
連対率 43.5% 55.9% 53.2%
複勝率 52.2%
(複勝回収値 65円)
67.7%
(複勝回収値 84円)
66.6%
(複勝回収値 81円)

 

  小倉 ※騎乗数12回    
勝率 0.0%
(単勝回収値 0円)
   
連対率 16.7%    
複勝率 33.3%
(複勝回収値 35円)
   

 

この中で、福島・新潟・小倉は騎乗数が少ないので何とも言えませんが、目立つのは函館の勝率の低さと、中京の全ての率の低さです。

夏競馬で言うならば、函館でルメール騎手の1番人気馬を買うのは少し我慢して、札幌に開催替わりしたら積極的に軸にする・・・といった狙い方がオススメです。

そして、関西所属の騎手であるにもかかわらず、東京・中山での数字が上回っている点にも注目です。

やはりG1などの大きなレースが多い東京や中山での強さがルメール騎手の印象度を上げているのは間違いなく、逆に言えば一部の競馬場では、言い方が悪いですが、その印象に騙されることもあるのでは?と思うわけです。

というわけで、決して人気で買えない騎手ではないですし、うまく付き合うことができると反対に安心して買うこともできますので、ぜひ今回の記事を参考にしてみて下さい。

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