オジュウチョウサン 有馬記念制覇はあるのか?障害⇒平地重賞ってどうなの?

オジュウチョウサン

オジュウチョウサンという競走馬をご存知ですか?

障害レースというカテゴリーでは敵なしの馬が、平地(通常のレースのこと)のG1・有馬記念を制覇することを本気で挑戦している最中なのです。

 

障害レースとは、生け垣や水郷などの障害を越えながら走る競争のことで、決して体に障害がある馬たちのレースではありません(^^;)

通常のレースに比べると走る距離が長く、なおかつ障害物を超えたり、坂を上り下りしたりするわけですから、スピードはそれほど速くは走らないのですが、スタミナが要求されます。

 

ただ、障害レースは一つのコースで一日12レースあるとすれば、そのうちの1~2レースしかなく、賞金も平地より安いため、平地より障害は低いものと見られやすいです。

実際、障害を走っている馬は、まずは平地でデビューしたものの、勝てなかったために障害へと活路を見い出す…というケースが圧倒的に多いです。

ですので、その障害馬の最高のレースで勝ち続けたオジュウチョウサンとはいえ、平地へ挑戦する、そして有馬記念を目指す…というのは、無謀な挑戦という風に当初は多くの人が思ったわけです。

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オジュウチョウサンの障害での戦績がスゴイ!!

この馬も、元々は平地のレースでデビューしたのですが、2戦して2戦とも大敗し、1年の休養後に障害に転向しました。
障害入り後も初めから調子が良かったわけでなく、勝ち上がるのに4戦を要し、初重賞制覇まで12戦掛かっています。

しかし、その初めての重賞勝ちが「中山グランドジャンプ」というG1でした。
そして、その勝利から始まって、2年間に渡って怒涛の9連勝をします!!
連勝の最後のほうになると、2秒以上2着の馬との差をつけるような圧勝もあり、障害レースでは敵なしの状況になっていました。
障害戦で獲得した金額は、5億3265万3000円(!)です。

 

そして今回の平地挑戦。
初戦は7月の開成山特別で、武豊騎手が乗って1番人気に推され、2着馬に2馬身以上の差をつけて快勝します。
続く2戦目は11月3日の南部特別で、人気こそ3番人気に下がりましたが、危なげないレースぶりでここも勝利します。
つまり、障害戦と併せれば、11連勝していることになります(^▽^;)

南部特別後に馬が疲れていたため、当初予定していたジャパンカップを回避して、12月下旬の有馬記念へ向かうことになりました。

オジュウチョウサン

 

障害入りした馬が平地重賞を勝った例はあるのか?

平地時代の実績からすれば、到底考えられなかった有馬記念への挑戦ですが、ここで勝つようなことがあればまさに”下克上”です!!

 

過去に、一旦障害レースを使った馬が平地の重賞レースを勝った例はあるのか…を見てますと、有名な馬にメジロパーマーがいます。
メジロパーマーは、平地でも札幌記念を勝つなどの実績があったものの、頭打ちになり障害入りします。
2戦した後でまた平地に戻り、G1の宝塚記念有馬記念を制覇しました。
特に有馬記念は、出走16頭中15番人気の超人気薄で大逃げを打っての勝利で、今でも語り草になるレースです。

他には、テンジンショウグンという馬もいましたね。障害入りから平地に戻って初戦の日経賞で、ダントツの最低人気だったものの快勝して、当時の最高配当を更新しました。

 

しかし、これらの馬はもともと平地での実績がある馬で、今回のオジュウチョウサンのような平地での実績がない”逆パターン”はほぼ初めてではないでしょうか?

こういう挑戦ってまさにドラマですよね。もちろん有馬記念で勝利すれば、最高の結末になります!

有馬記念には、1000万条件を勝ち上がっての挑戦となりますが、これも過去にほとんど例がなく(そもそも有馬記念はファン投票が基本なので)不安要素に事欠きませんが、”買い”の要素を挙げるなら、オジュウチョウサンがステイゴールド産駒であることですね。
ステイゴールド産駒は、有馬記念では過去10年間で4勝していて、2着に1回、3着に2回入っています。

 

ぜひとも勝利して、直線戻ってきたときに”オジュウコール(?)”の大合唱が満員のスタンドから起こるシーンを楽しみにしたいと思います!!^^